IR2カメラについて


金星を観測するPlanet-C探査機の想像図
(「ニュートン」2001年12月号から)
私たちは、日本が2008年打上げ予定で推進している、 Planet-C金星探査機搭載用の近赤外線カメラIR2を開発しています。 この探査機は Venus Climate Orbiter とも呼ばれ、地球で おなじみの気象衛星と同じような役割を金星に対して果たします。 つまり、金星をまわりながら精密気象観測を行い、惑星気象学という 新領域を開拓するのです。

地球とは双子のような金星に、どうして極端に異なる世界が生まれたか (そしてどのように維持されているか)を解明することを最大の 目標としています。そのためにユニークな特徴を持つ五台のカメラが 搭載され、IR2はその中核をなすものです。

IR2のIRは赤外線(Infrared)の略で、 数字の2は、波長2ミクロン付近の赤外線で 観測をすることを表しています。同じく近赤外線で1ミクロン波長の 観測を行うカメラはIR1と呼ばれます。


Satoh Laboratory, Kumamoto University.
Last Update: 04/01/04.